• 検索結果がありません。

セグメント別業績・事業概要―ヘルスケア事業― 帝人 | 株主・投資家情報 | ファクトブック

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "セグメント別業績・事業概要―ヘルスケア事業― 帝人 | 株主・投資家情報 | ファクトブック"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ヘルスケア事業

業績:

(百万円) 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 売上高 ¥143,000 ¥138,334 ¥138,415 ¥141,723 ¥147,501 ¥147,537 外部顧客への売上高 143,000 138,334 138,415 141,723 147,501 147,537

セグメント間取引 0 0 0 0 0 0

セグメント利益 25,913 24,808 24,529 24,829 28,802 27,557 セグメント資産 97,909 104,509 124,753 147,931 144,990 147,351

減価償却費 7,921 8,454 9,789 10,935 11,524 12,180

のれんの償却額 1,970 1,464 1,116 763 364 49

持分法適用会社への投資額 569 931 879 1,062 1,157 2,029

設備投資額 11,332 11,680 12,545 11,232 13,793 11,677

概要

◆主要構成会社

(2017 年 3 月末時点)

会社名 所在地 事業分野 持株比率 *2

1. 帝人ファーマ㈱ 日本 東京都 医薬品・在宅医療機器の研究開発・

製造・販売

100%

2. 帝人在宅医療㈱ 日本 東京都 在宅医療サービス 100

3. 帝三製薬㈱ 日本 東京都 医薬品の製造 99

4. スリープメディカルサービス㈱ 日本 東京都 スリープクリニック開設・運営支援 100 5. Teijin America, Inc. 米国 ニューヨーク州 医薬品の研究開発 100 6. Associated Healthcare Systems, Inc. *1 米国 ニューヨーク州 米国における在宅医療サービス 100 7. Braden Partners L.P. *1 米国 カリフォルニア州 米国における在宅医療サービス 100 8. Home Therapy Equipment, Inc. *1 米国 ニューヨーク州 米国における在宅医療サービス 100 9. YUYU Teijin Medicare Inc. 韓国 ソウル特別市 韓国における在宅医療サービス 50 10. Esteve Teijin Healthcare S.L. スペイン カタルーニャ州 スペインにおける在宅医療サービス 50

*1 2017 年 4 月に所有持分全てを売却し、 米国在宅医療事業から撤退

*2 持株比率は、帝人㈱の直接所有および間接所有を合計して表示している。

◆年表

●医薬品

1968. 5 帝人㈱未来事業本部内で探索を開始 1972. 8 第三製薬㈱(現:帝三製薬㈱)に出資

1973. 8 独ベーリンガー・インゲルハイム社との合弁会社帝人フェーア・メディカル㈱設立 1974. 7 生物医学研究所(東京都日野市)設立

1974.10 化学及血清療法研究所と共同開発契約締結

1978. 3 帝人フェーア・メディカル㈱を発展的に解消、帝人医薬㈱設立 1978. 5 藤沢薬品工業㈱と販売提携を開始

1980. 2 重症感染症治療剤「ベニロン」、緩下薬「ラキソベロン」営業開始 1981. 1 骨粗鬆症治療剤「ワンアルファ」発売

1983.10 帝人㈱が帝人医薬㈱を吸収合併 1984. 3 気道潤滑去痰剤「ムコソルバン」発売 1994. 2 新薬理研究センター完成

1996.10 医薬品の全国自社販売開始

2000. 5 米国ニュージャージー州(現在はニューヨーク市)の Teijin America Inc. に臨床開発拠点を設置 2001. 8 骨粗鬆症治療剤「ボナロン」発売

2003.10 持株会社制への移行に伴い、帝人㈱の医薬医療事業を帝人ファーマ㈱へ分社化 2009. 3 米国における高尿酸血症・痛風治療剤「Uloric」(フェブキソスタット)の販売開始 2010. 3 欧州における高尿酸血症・痛風治療剤「Adenuric」(フェブキソスタット)の販売開始 2011. 5 日本での高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク錠」(フェブキソスタット)の販売開始 2012. 5 日本初の点滴投与型骨粗鬆症治療剤「ボナロン点滴静注バッグ 900μg」の販売開始

2012. 9 英プルマジェン セラピューティクス(アズマ)リミテッドと気管支喘息治療薬 ADC3680 の日本における独占的開発・製造・ 販売に関するライセンス契約締結

2013. 1 先端巨大症および下垂体性巨人症治療剤「ソマチュリン皮下注」の販売開始

2013. 3 骨粗鬆症治療剤として世界初の経口ゼリー剤 「ボナロン経口ゼリー 35mg」の販売開始

2013. 7 米アムジェン社と自己免疫疾患治療薬に関する共同研究契約、および開発・製造・販売に関するオプション契約を締結 2014. 5 英シグマ・タウ・ファルマ社(現シグマタウ社)と ADA 欠損症治療剤 EZN-2279 の日本における独占的開発・販売契約

を締結

2015. 7 徐放性気道潤滑去痰剤「ムコソルバンL錠 45mg」の販売開始

2015. 9 ペプチドリーム社と、特殊環状ペプチドの創薬に関する共同研究開発契約を締結 2015.10 岩国事業所で融合製剤棟が稼働開始

2016. 1 経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」発売

2016. 8 米国ヴェルサーティス社と新規長期作用型成長ホルモン剤の日本における独占開発・販売契約を締結

2017. 5 米国メルク社に新規アルツハイマー病治療薬の候補化合物についての全世界における独占的開発・製造・販売権の独占的 ライセンスを供与

(注)ボナロン®/Bonalon® は Merck Sharp & Dohme Corp. の登録商標です。    ソマチュリン® は Ipsen Pharma, Paris, France の登録商標です。

(2)

ヘルスケア事業 ヘルスケア事業

●在宅医療

1971. - 帝人㈱にて酸素富化膜の研究を開始 1982.10 在宅酸素療法(HOT)事業開始 1982.11 医療岩国製造所設立

1985. 3 在宅酸素療法が健康保険の適用を受ける

1993. 4 販売会社設立 ( 以降 1997 年までに 6 販売会社を設立 ) 1997. 4 医療技術研究所設立

1998. 1 NPPV(マスク式人工呼吸器)事業開始 1998. 6 セーフス(超音波骨折治療器)事業開始

1999.10 訪問看護ステーションを大阪府に設立(現在、全国 6 ヵ所に開設) 2000. 6 CPAP(在宅持続陽圧呼吸療法)事業開始

2005. 3 旧藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬株式会社)の在宅医療事業業務受託で合意 2006. 4 6 販売会社が合併し、帝人在宅医療㈱として営業を開始

2006.10 韓国 YUYU Inc. と韓国における在宅医療の合弁会社 YUYU Teijin Medicare Inc. 設立

2008. 1 米国ニューヨーク州の在宅医療機器プロバイダー、Associated Healthcare Systems, Inc. の株式を取得し、連結子会社化 2008. 6 米国カリフォルニア州の在宅医療機器プロバイダー、Braden Partners L.P. の株式を取得し、完全子会社化

2009. 2 スペインの大手製薬会社 Laboratorios del Dr.Esteve S.A. と共同で、呼吸器系在宅医療事業の欧州展開を統括する 合弁会社 Esteve Teijin Healthcare S.L. を設立

2010. 7 運転状況や異常発生を 24 時間モニタリングするシステム搭載の在宅医療用酸素濃縮装置「ハイサンソ 7R」のレンタル開始 2012. 3 汎用人工呼吸器(二相式気道陽圧ユニット)「NIPネーザルV」のレンタル開始

2012. 4 日本初の携帯電話網による在宅医療診断支援システム「ネムリンク」を開発 2013. 1 携帯型の在宅医療用酸素濃縮装置「ハイサンソポータブルα」のレンタル開始 2013. 4 歩行神経筋電気刺激装置「ウォークエイド」のレンタル開始

2014. 6 災害・停電時の不安・不便を解消する「サンソセーバー 5」、「ハイサンソ 5S」のレンタル開始 2015. 2 二相式気道陽圧ユニット「オートセットCS-A Type TJ」のレンタル開始

2015. 9 多職種連携情報共有システム「バイタルリンク」の販売開始

2016. 1 最新型の睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療装置「スリープメイト 10」のレンタル開始 2016.11 上肢麻痺のリハビリロボット「上肢用ロボット型運動訓練装置 ReoGo-J」を上市

2017. 4 米 Braden Partners, L.P.、Associated Healthcare Systems, Inc.、の所有持分全てを売却し、米国在宅医療事業から 撤退

◆事業拠点

(2017 年 3 月末時点)

●医薬品

営業拠点 所在地 営業所数

1. 札幌支店 北海道 札幌市 4

2. 仙台支店 宮城県 仙台市 6

3. 高崎支店 群馬県 高崎市 5

4. 千葉・埼玉支店 千葉県 / 埼玉県 千葉市 / さいたま市 5

5. 東京支店 東京都 文京区 8

6. 神奈川支店 神奈川県 横浜市 4

7. 名古屋支店 愛知県 名古屋市 7

8. 京都支店 京都府 京都市 6

9. 大阪支店 大阪府 大阪市 9

10. 広島支店 広島県 広島市 5

11. 松山支店 愛媛県 松山市 3

12. 福岡支店 福岡県 福岡市 8

70

配送センター 所在地

1. 東京配送センター 東京都 江東区

2. 大阪配送センター 大阪府 大阪市

●在宅医療

営業拠点 所在地 営業所数

1. 札幌支店 北海道 札幌市 1

2. 仙台支店 宮城県 仙台市 4

3. 高崎支店 群馬県 高崎市 6

4. 千葉・埼玉支店 千葉県 / 埼玉県 千葉市 / さいたま市 4

5. 東京支店 東京都 文京区 9

6. 神奈川支店 神奈川県 横浜市 4

7. 名古屋支店 愛知県 名古屋市 8

8. 京都支店 京都府 京都市 4

9. 大阪支店 大阪府 大阪市 10

10. 広島支店 広島県 広島市 5

11. 松山支店 愛媛県 松山市 3

12. 福岡支店 福岡県 福岡市 7

65

サービスセンター 所在地

在宅医療技術サービスセンター 岐阜県 安八郡

◆研究開発拠点

会社 所在地

帝人ファーマ 日本 東京都日野市

山口県岩国市 Teijin America 米国 ニューヨーク州

ヘルスケア事業

(3)

ヘルスケア事業

品目 上市時期

ベニロン® *1 重症感染症治療剤 1980 年

ワンアルファ® 骨粗鬆症治療剤 1981 年

ライトゲン® 鎮咳剤 1981 年

アフタッチ® 付着型アフタ性口内炎治療剤 1982 年 リノコート® 粘膜付着型鼻過敏症治療剤 1986 年

品目 上市時期

サルコート® 噴霧式口内炎治療剤 1987 年

ボンアルファ® 角化症治療剤 1993 年

アンタップ® 虚血性心疾患用通気性経皮吸収テープ剤 1999 年 アナクト®C *1 プロテインC欠損症治療剤 2001 年 フェブリク® 高尿酸血症・痛風治療剤 2011 年

◆医薬品 上市品目

●国内

■自社開発品

■導入品

(億円) 12上 12下 12計 13上 13下 13計 14上 14下 14計 15上 15下 15計 16上 16下 16計 フェブリク® 18 37 55 44 71 114 67 88 155 101 113 213 127 138 265 ボナロン® 73 86 159 69 73 142 63 65 129 66 63 129 59 56 116 ムコソルバン® 40 50 90 35 43 79 30 34 65 32 35 67 27 30 58 ベニロン® 47 52 99 45 49 94 49 49 98 25 19 44 22 25 47 ワンアルファ® 38 41 79 33 33 66 28 26 54 26 23 49 20 18 37 ラキソベロン® 19 20 40 18 18 36 15 14 29 13 12 25 10 9 20

ソマチュリン® 0 1 1 2 4 6 5 6 11 7 8 15 9 9 17

◆主要医薬品 品目別売上高の推移

●海外

■自社開発品

品目 販売会社 販売地域 備考

Uloric® 高尿酸血症・痛風治療剤 武田 USA 社 北米 2009年3月より順次販売を拡大 Adenuric® 高尿酸血症・痛風治療剤 メナリーニ社 / 仏イプセン社 欧州 2010年3月より順次販売を拡大 Feburic® 高尿酸血症・痛風治療剤 SK ケミカル社 韓国 2011年7月より販売開始

Feburic® 高尿酸血症・痛風治療剤 アステラス社 アジア 2012年5月より順次販売地域を拡大 Adenuric® 高尿酸血症・痛風治療剤 アルゴリズム社 中東・北アフリカ 2012年9月より順次販売地域を拡大 Adenuric® 高尿酸血症・痛風治療剤 メナリーニ社 中南米・CIS・オセアニア 2013年9月より順次販売地域を拡大 Feburic® 高尿酸血症・痛風治療剤 ネオファーム社 イスラエル 2014年6月より販売開始

品目 販売地域

Onealfa®/Bon-one®

(ワンアルファ)

骨粗鬆症治療剤 韓国、中国、台湾、香港、タイ、パキスタン、シンガポール、マレーシア、 インドネシア、ミャンマー、ベトナム、エジプト

Bonalfa®(ボンアルファ)* 角化症治療剤 韓国、中国、台湾、パキスタン、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、オーストリア、ベルギー、 スイス、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、イギリス、アルゼンチン、チリ、メキシコ Aftach®(アフタッチ) 付着型アフタ性

口内炎治療剤

韓国、台湾、香港、イタリア、フィンランド、ポルトガル、ドイツ

* Bonalfa® は欧州ではほかの商標で販売

(2017 年 3 月末時点)

◆主要既存薬の概況

疾患分野 商標 薬効 特徴 剤型 備考

骨・関節領域 ボナロン® 骨粗鬆症治 療剤

骨粗鬆症治療のガイドラインで第一選択薬として推奨され ているアレンドロネート製剤で、破骨細胞の働きを特異的に 抑制することで骨密度を増やす。年齢や性別、骨粗鬆症の 重篤度に関わらず、骨折を抑制するエビデンスが揃った薬 剤。従来の1日1回服用する 5mg 錠に加え、2006 年 9 月 には週1回服用する「ボナロン錠 35mg」を、2012 年 5 月に は点滴投与型 「ボナロン点滴静注バッグ 900μg」、2013 年 3 月には骨粗鬆症治療剤として世界初の経口ゼリー剤 「ボナ ロン経口ゼリー 35mg」を発売し、薬剤の効果を減じること なく患者さんの服薬上の負担を軽減すると期待される。

錠剤、注射、 ゼリー

導入: 米メルク社

ワンアルファ® 骨粗鬆症治 療剤

骨粗鬆症患者の骨代謝を改善し、骨折抑制のエビデンス を持った活性型ビタミンD3 製剤。製剤的には患者さんに とって服用しやすい小型の錠剤を開発。

錠剤、液剤 自社開発

ロコア® 経皮吸収型 鎮痛消炎剤

変形性関節症に対し炎症、痛みを抑えるテープ剤。エス フルルビプロフェンとハッカ油を有効成分とする製剤で、 COX 活性を強力に阻害し作用を示す。また、基剤を工夫 することによって経皮吸収性を高め、より標的組織への移 行性を高めた NSAIDs テープ剤である。膏体の特性とと もに、伸縮性と程よい保定効果を有する支持体を採用す ることによって、関節などの可動部への貼付や有毛部で の連続貼付も可能な NSAIDs 貼付剤である。

貼付剤 導入: 大正製薬(株)

呼吸器領域 ムコソルバン® 去痰剤 サーファクタント(肺表面活性物質)などの 気道液の分 泌を促進することで、痰の性状を選ばず痰の喀出を促す。 また剤型も豊富で、「ムコソルバン錠 45 ㎎」をはじめ、1 日1回の服用を可能にした徐放剤の「ムコソルバンL 錠」 など 7 剤型を取り揃えている。

錠剤、L 錠、 液剤、シロップ、 ドライシロップ

(2規格)

導入: 独ベーリン ガー・インゲ ルハイム社

オルベスコ® 喘息治療剤 成人用として日本初となる1 日 1 回投与の吸入ステロイド剤 であり、服用コンプライアンスの向上が期待される。肺で活 性化される局所活性化型の吸入ステロイド剤であり、口腔咽 頭部の副作用軽減が期待される。また、2011 年 4 月には小児 の患者さんに使いやすい少容量新規格「オルベスコ 100μg インヘラー 56 吸入用」も発売し、服薬利便性をさらに高め ている。

エアゾール剤 導入: 独 Takeda GmbH 社

代謝・循環器領域 トライコア® 高脂血症治 療剤

脂質内の中性脂肪を減少させる薬剤であり、同時に善玉コ レステロールを上昇させる作用を持っている。また、臨床試 験:「FIELD」により、糖尿病の患者さんにおいて本剤の投 与により 脂質を改善するとともに、心筋梗塞も予防できる という事が、2005 年8月に発表された論文で明らかになっ た。1日1回の投与の薬剤であり生活習慣病を持った中高 年にとって服用しやすくなっている。

錠剤 導入:

あすか製薬

フェブリク® 高尿酸血症・ 痛風治療剤

プリン骨格を持たない新しい尿酸生成抑制剤。1 日 1 回服 用で血清尿酸値を治療目標値まで低下させ、維持すること が期待される。軽度・中等度の腎機能低下がある場合にも 用量調節の必要がなく、多くの患者さんに使用できると期 待される。

錠剤 自社開発

ソマチュリン® 先端巨大症 および下垂 体性巨人症 治療剤

先端巨大症および下垂体性巨人症における過剰な成長ホル モンの分泌を抑制する薬剤。

長期にわたり効果が持続するため、4 週間に 1 度の投与で 治療が可能となることや、簡単な操作で投与できるデバイ スの利便性によって、患者さんの服薬コンプライアンスの向 上が期待される。

注射 導入:

仏イプセン社

その他 献血ベニロン®-Ⅰ 重症感染症 や川崎病な どの治療剤

初めての国産技術で開発された、完全分子型の静注用人免 疫グロブリン製剤。

国内献血由来の血漿を原料としており、室温保存が可能な 免疫グロブリン製剤。

注射 共同開発:

一般財団法 人化学及血清 療法研究所 ボンアルファ® 角化症治療

表皮細胞の増殖抑制・分化誘導作用で奏功する角化症治 療剤。3 種の剤型ラインナップがあり、また軟膏 / ローショ ンでは 2μg/g と 20μg/g の 2 製剤があり、種々の医療ニー ズへの対応が可能な活性型ビタミンD3 外用剤。

軟膏、クリーム、 ローション

自社開発

ラキソベロン® 緩下剤・大 腸検査前処 置薬

各種便秘症に対して、大腸の蠕動運動を亢進させ、かつ便 を軟便化させる。液剤では、患者さんにあった用量調節が 可能であり、また大腸検査前処置としての適応も有している。

液剤、錠剤 導入: 独ベーリン ガー・インゲ ルハイム社 アナクト®C 先天性プロ

テインC 欠 乏症に起因

世界で初めてのヒト血漿由来の活性化プロテインC 製剤。本 剤は厚生労働省から「先天性プロテインC 欠乏症に起因する 次の疾患 深部静脈血栓症、急性肺血栓塞栓症、電撃性

注射 共同開発:

一般財団法人 化学及血清

導入元 品目 上市時期

独ベーリンガー・ インゲルハイム社

アトロベント® 抗コリン性気管支収 縮予防剤

1981 年 スピロペント® 持続性気管支拡張剤 1986 年 米メルク社*2 テイロック® 高カルシウム血症治

療剤(注射剤)

1997 年 ボナロン®

 (毎日錠剤) 骨粗鬆症治療剤 2001 年  (週一錠剤) 骨粗鬆症治療剤 2006 年  (点滴注射剤)骨粗鬆症治療剤 2012 年  (経口ゼリー剤)骨粗鬆症治療剤 2013 年 あすか製薬㈱ トライコア® 高脂血症治療剤 2005 年 英アストラゼネカ社 オルベスコ® 気管支喘息治療剤 2007 年 独フレゼニウス社 サリベート® 人工唾液、口腔乾燥症

治療剤

1986 年

導入元 品目 上市時期

(財)化学及血清 療法研究所

ボルヒール® 生体組織接着剤 1991 年 森下仁丹㈱ ソルミラン® 閉塞性動脈硬化症

治療薬

1999 年 仏サノフィ社 ラキソベロン® 緩下剤 1980 年 ムコソルバン® 気道潤滑去痰剤 1984 年 サイビスクディスポ® 変形性膝関節症の疼

痛緩和剤

2010 年 仏イプセン社 ソマチュリン® *3 先端巨大症および下垂

体性巨人症治療剤

2013 年 大正製薬㈱ ロコア® 経皮吸収型鎮痛消炎剤 2016 年

*1 ベニロン® およびアナクト®C は(財)化学及血清療法研究所との 共同開発。

*2 ボナロン®/Bonalon®、 テイロック®/Teiroc® は Merck Sharp & Dohme Corp. の登録商標です。

*3 ソマチュリン® は Ipsen Pharma の登録商標です。

(4)

ヘルスケア事業 ヘルスケア事業

◆新薬開発状況

(2017 年 6 月末時点)

【Phase Ⅲ】

開発コード(一般名) 対象疾患 薬効・特徴

GGS-ON(乾燥スルホ化人免 疫グロブリン)

視神経炎 本剤の免疫調節作用により、視神経の炎症を抑制し、視機能を改善すること が期待される。

GGS-MPA(乾燥スルホ化人 免疫グロブリン)

顕微鏡的多発血管炎 本剤の抗炎症作用と免疫調節作用により、自己免疫性血管炎を鎮静化させ、 標準治療で残存する神経障害(多発性単神経炎)を改善することが期待さ れる。

GGS-CIDP(乾燥スルホ化人 免疫グロブリン)

慢性炎症性脱髄性 多発根神経炎

本剤の免疫調節作用により、末梢神経の炎症を抑制し、低下した筋力を改 善することが期待される。

STM-279 ADA(アデノシン・デ アミナーゼ)欠損症

本剤(ポリエチレングリコール修飾遺伝子組換えウシADA 類縁体)は、ADA 欠損症患者に ADA を補充することで、リンパ球の減少を抑える注射剤であり、 重症複合免疫不全症(SCID)の発症を回避することが期待される。

VRS-317 小児・成長ホルモン

分泌不全性低身長症

ポリペプチドを融合し、長期作用性を有する組換えヒト成長ホルモン。 ヴェルサーティス社による米国 Ph- 2試験において、毎日注射する必要のあ る既存製剤と同様の効果を月2回の注射で得られることが示されている。

ITM-058 骨粗鬆症 強力な骨形成作用により短期間で骨密度増加と骨折抑制効果が期待できる

骨粗鬆症治療薬。

既存薬に比べ、強い骨密度増加作用と安全性(高カルシウム血症のリスク低 減)が期待できる。

【Phase Ⅱ】

開発コード(一般名) 対象疾患 薬効・特徴

KTP-001 腰椎椎間板ヘルニア 腰椎椎間板ヘルニアに対する化学的髄核融解療法剤。

生体内でヘルニアの自然退縮に関わる酵素(マトリックスメタロプロテアーゼ) と同じ構造のヒト型タンパク質であることからアレルギー反応のリスクが少な く、選択的に作用するため、椎間板周囲組織の傷害性が低いと期待される。 手術に代わる低侵襲性の治療法の選択肢を広げることができる。

PTR-36 気管支喘息 新規作用機序(CRTh2 拮抗作用)によって喘息症状をコントロールする長期 管理薬。

単剤による吸入ステロイドと同等の治療効果(軽症患者)や吸入ステロイドと の併用による十分な治療効果(軽症~重症の患者)が期待される。 TMG-123 2型糖尿病 新規作用機序(肝優位型 GK 活性化作用)による血糖コントロール薬。

血糖コントロールが不十分な患者で有効性が期待されるほか、高い利便性(1 日1回投与、腎機能低下患者で用量調節の必要性低い、薬物相互作用の懸 念が少ないなど)が期待される。

TMX-049 高尿酸血症・痛風 非プリン型キサンチンオキシダーゼ阻害薬。

新規高尿酸血症治療剤として、有効性と安全性に優れることが期待される。

【Phase Ⅰ】

開発コード(一般名) 対象疾患 薬効・特徴

TMX-049DN 2型糖尿病における 糖尿病性腎症

非プリン型キサンチンオキシダーゼ阻害薬。

新規糖尿病性腎症治療薬として、腎症の進展抑制が期待される。

◆在宅医療 主要製品

分類 機種 特徴 製品ラインナップ

在宅酸素療法関連機器 酸素濃縮装置 空気を取り込み、空気から窒素を取り除いて、 21%の酸素を 90%に濃縮する装置。慢性呼吸 不全患者などが自宅で酸素吸入を行う在宅酸素 療法(Hot=Home Oxygen therapy)に使用

ハイサンソ® シリーズ マイルドサンソ® シリーズ

呼吸同調式レギュレータ 通院など外出時に使用する携帯酸素ボンベの使 用時間を長くするために、呼吸に同調させ息を 吸った時だけ酸素を送り出す装置

サンソセーバー ® シリーズ

携帯用軽量酸素ボンベ 外出時、停電時などに使用する酸素ボンベ ウルトレッサ® / ライトテック® / Luxfer 社製酸素ボンベ 補助換気療法機器 二相式気道陽圧ユニット 二相の圧(吸気圧、呼気圧)を供給することで、

慢性呼吸器疾患患者や心不全患者の呼吸、循 環動態を改善する装置

オートセットTMCS

慢性呼吸不全患者のうち、低酸素血症に加えて 高二酸化炭素血症をともなう患者さんに気管切 開をせずマスクを介して換気を補助する NPPV 療法用機器

NIP ネーザル® シリーズ

睡眠呼吸障害関連機器 持続的気道陽圧ユニット

(CPAP 装置)

睡眠時無呼吸症候群(SAS) 治療器

マスクを介し気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞 を防ぐことにより、無呼吸を取りのぞく装置

スリープメイト® シリーズ REMstar® シリーズ ドリームステーション Auto 持続的自動気道陽圧ユニット

(CPAP 装置)

CPAP 療法に必要な送気圧力を機器が自動的 に調整する装置

スリープメイト® シリーズ REMstar® シリーズ ドリームステーション Auto 睡眠評価装置

(睡眠ポリグラフィー測定記 録・解析装置)

脳波のほか心電図、眼球運動、おとがい筋活動、 手足の筋電図などを同時に記録する装置

PSG-1100

スリーププロファイラー Alice PDx

睡眠評価装置

(携帯用睡眠時無呼吸検査 装置)

持ち運びが可能な小型の睡眠時無呼吸検査装置

(呼吸努力、心電図測定も可能:モルフェウス)

SAS-2100 SAS-3200

酸素飽和度モニタ/ 解析ソフト

パルスオキシメータ 血中の酸素飽和度を測定する装置

簡便に呼吸器疾患、睡眠時無呼吸症候群のス クリーニングが可能

酸素飽和度モニタ  PULSOX® シリーズ パルスオキシメータ  MASIMO Rad-8® パルスオキシメータ

 2500 シリーズ パームサット データ解析用ソフトウェア 酸素飽和度モニタなどで収集したデータを解析

するためのソフトウェア

DS-Me

超音波骨折治療法関連機器 超音波骨折治療器 断続的(パルス状)超音波の音圧による機械的 刺激を骨折部位に与え、骨癒合を促進する骨折 治療器

セーフス® シリーズ

ヘルスケア事業

(5)

製 品 事 業

原料 調液・打錠など 医薬品

帝三製薬(立川/日本)

部品など 組立 梱包 在宅医療

機器

帝人ファーマ(岩国/日本)

レンタル 整備 回収品

帝人ファーマ(岐阜/日本) 支払基金

販売

支払(審査) 診療報酬(薬価)請求 学術情報提供

販売 処方

個人負担分支払 支払

支払、ロイヤルティ 販売

支払

海外販売権 取得会社

帝人在宅医療 患 者

支 払 レンタル

機器の設置・回収・定期点検・緊急対応

退院(日・時・処方)

帝人ファーマ 医療機関

支払 支払基金

(審査)

診療報酬請求 支 払

レンタル

個人負担分支払 レンタル 包装

委託 帝人ファーマ(岩国/日本)

帝人ファーマ 特約店 医療機関 患 者

◆プロダクトライン・販売形態

 ●医薬品

 【プロダクトライン】

 【販売形態】

 ●在宅医療

 【プロダクトライン】

 【販売形態】

業績:

■流通・リテイル事業

(百万円)

2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3

売上高 ¥228,512

外部顧客への売上高 224,574

セグメント間取引 3,938

セグメント利益 6,013

セグメント資産 85,457

減価償却費 430

のれんの償却額 16

持分法適用会社への投資額 731

設備投資額 1,009

■製品事業

(百万円)

2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 売上高 ¥240,318 ¥258,414 ¥264,067 ¥274,697 ¥263,686

外部顧客への売上高 237,160 254,180 259,380 270,934 259,584

セグメント間取引 3,158 4,234 4,687 3,763 4,102

セグメント利益 4,713 5,186 4,249 5,330 6,704

セグメント資産 119,725 121,847 133,329 133,580 133,914

減価償却費 1,863 1,795 2,021 1,980 2,122

のれんの償却額 16 16 41 25 25

持分法適用会社への投資額 938 698 1,823 2,027 1,522

設備投資額 2,239 1,626 2,025 2,930 2,427

* 2013.3 期より 「ポリエステル繊維事業」のアパレル部門と「流通・リテイル事業」を統合し「製品事業」に変更

参照

関連したドキュメント

事  業  名  所  管  事  業  概  要  日本文化交流事業  総務課   ※内容は「国際化担当の事業実績」参照 

360 東京都北区個店連携支援事業補助金事業変更等承認申請書 産業振興課商工係 361

第四次総合特別事業計画の概要.

地域支援事業 夢かな事業 エンディング事業 団塊世代支援事業 地域教育事業 講師派遣事業.

開始年月 H24.11 H26.10 H26.10 H27.10 H28.10 H29.1 H29.3 H29.10 H29.10 H31.1 R2.7 サイクル. ポート数 143 93 131 60 90 69 98 54 85 40 20

親子で美容院にい くことが念願の夢 だった母。スタッフ とのふれあいや、心 遣いが嬉しくて、涙 が溢れて止まらな

会社名 住所 TEL FAX 主要事業内容 情報出所 Niigata Power

ハンセン病は、1980年代に治療薬MDT(Multidrug Therapy;